第2回目は、大学を中退してから正規雇用として働いたSESの次の会社、
ベンチャー企業でプログラマです。
転職前の状況
前職をやめてアルバイトを週4or5でやっていました。
昔からPCが得意なので
「IT系の企業で働きたい」
という気持ちと、
「プログラミングで何かを作ってみたい」
という思いがあったのでプログラミングが学べる会社を探していました。
この頃は社会保険とか、平均年収とか年間休日とかマジでよくわかっていませんでした。
選考プロセス
最初に選考プロセスについてお話しします。
選考プロセスは、
書類選考
↓
面接(1回のみ)
でした。
ベンチャー企業らしくシンプルでした。
書類選考
書類選考は大したことは書いていませんが、
前職のことは書かずに空白にしていた気がします。
そもそもこのころは転職も下手だったのであまり気にしていませんでした笑笑
面接
面接はCEOとCTOの3人で行いました。
オフィスはベンチャー企業っぽいかんじで、自由な感じでこじんまりとしていました。
面接できかれたことは、
・大学を中退した理由
・働きたい理由
・プログラミングを学んで作りたいもの
・将来どうなりたいか
この辺りを聞かれました。
将来、ホリエモンみたいになりたいと言ったのを覚えています笑
体感では確実に落ちたと思いました。
雇用条件
月給25万で試用期間中は1,100円の時給で働いていました。
給料や社会のこともよくわかっておらず、とにかくプログラミングができることにワクワクしていました。
この条件で働く人はなかなかいないと思います笑
働いてみて、業務内容
最初の仕事はベンチャーらしく、椅子と机を組み立てることから始まりました。
そして、MacbookAirを支給され(なぜか持ち帰りは禁止)htmlやcssを最初は勉強しました。
もともと、そのあたりは少しできたので早い段階でrubyの学習に入りました。
rubyでスクレイピングする仕事が多く快感を覚えていました。
この会社で働いてよかったこと
従業員が4人で上司からはほぼ遠隔のスラックで課題をもらいそれをこなすということをやっていました。
基本的に上司は"課題のみ"を与えて後は自分で全て調べて行うという形式です。
当時はこれにかなりストレスを感じていました。
例えば、
「rubyで○○のページに載っている物件のタイトル、画像URLスクレイピングしてください」
のような課題が与えられますが、
そもそもスクレイピングという言葉がわからずそれを調べるところから始めます。
「そんなんできるわけねえだろ」
と壁を蹴ってましたが、
今では調べる癖、検索すればある程度なんでもできるということを学べたのが一番の収穫でした。
目に見えないスキルとしては人生で一番役に立っています。
他のメンバーは、他社にいって開発や業務、コンサルタントなども行っていました。
自社では小さいアプリの開発なども行っていて割と色々経験させてもらいました。
会社の雰囲気
人と人とのコミュニケーションというか関わり方はなんとなくあまり好きではありませんでした。
みんないい人たちでしたが、年齢や地域差もありなんとなく合わないとは感じていました。
ですが、今思うと人間関係はかなり良かったのではないかと思います。
若い時の甘えがでてました・・・。
3ヶ月で退職
途中で精神的に疲れてしまったのと、
たまたま大怪我をしたこともあり退職しました。
あまり当時その先の未来を考えられなかったこともあります。
やめずに今まで働いていたら結構良いキャリアが積めたのではないかと思っています。
そのくらい技術は習得できる環境でした。
ベンチャー企業でプログラマをしてみた感想
かなりの短期間ですが、rubyでクローラーやスクレイピング、railsを使ったりすることができるようになり大きな成果だと思っています。
忍耐強い人ならこういう環境でかなり成長できると思います。
プログラミングやITについて学びたいと思う方は、
こういうベンチャーに時給や無料でもいいので飛び込むことをおすすめします。
意外とやってみるとなんとなります。
とにかく、未経験でプログラマになりたい人は
このようなベンチャーを探して最初はバイトで参入するのがおすすめです。
入社のハードルがとてもさがるからです。
プログラマが転職に与える影響
プログラマをやっていたことは、
同業種、他業種問わずかなりのメリットになりました。
この後に相当数の会社で働くことになりますがプログラマをやっていたということで受かる会社もかなりでてきます。
小さい企業は特にPCや機械で困っていることが多いので、
プログラマをやっていたというと
PCなんでもできる!と思われ採用率が上がります。